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サッカースクールと学校の勉強を両立させるには?
子どもをサッカースクールに通わせるうえで心配になるのは、勉強と両立できるかということです。
特に、小さいお子様だとサッカーに熱中しすぎるあまり勉強が疎かになってしまい成績が下がるというケースもあります。
また、家庭によっては中学受験などを検討しているところもあるので本当に通わせて大丈夫なのかと不安になる親も多いです。
勉強とサッカーの両立は可能!
人によっては勉強とサッカーをどちらかとらなければいけないと考えるかもしれませんが、両立することは可能です。
しかし、勉強とサッカーを両立するためには色々な工夫が必要となっています。
ではそれは何なのでしょう。
スケジュールはどうなってるの?
サッカーチームのスケジュールはチームによって大きく異なります。
そして一般的にサッカーチームに通う時のスケジュールは以下の通りになっています。
〇平日の場合
平日は学校が終わって夕方から練習が始まるところがほとんどです。
だいたい16:30くらいから18:30くらいまでのところが多く、練習時間は2時間程度となっています。
また冬の場合は日が落ちる時間が早いため、少し時間を繰り上げて早めに練習を始めるところもあります。
〇休日の場合(土曜日、日曜日)
休日は試合が入る場合が多く、朝の9:00から夕方の15:00くらいまでずっとサッカーをしています。
また試合が入らなくても練習をすることが多く、だいたい平日の3倍くらいの6時間程度はサッカーをしています。
このようにサッカースクールに入ると平日も休日もかなり時間がとられることが分かります。
もちろん、練習は毎日あるわけではなく基本的に週に2、3日程度の練習が多いです。
しかし、練習がない日でも自主的に練習をしたりする子どもも多いので真剣にサッカーをやると勉強する時間が無くなります。
ですから、
「サッカースクールに入ったら時間がない」
ということを理解することが大切です。
小学校高学年くらいになると徐々に勉強が難しくなります。
読み書きや計算で難しい問題も色々でてきます。
学校の授業だけでは理解できないところも出てくるでしょう。
ですからいくつかの対策が必要です。
勉強とサッカーを両立するための対策とは?
①タイムテーブルを確認する
まず、子どもに平日と休日の一日のタイムテーブルを書いてもらいましょう。
例えば、サッカーの練習時間はもちろんのこと、テレビを見る時間や学校にいる時間や寝る時間などできるだけ細かく書くことが大切です。
その上で時間がどれくらい余るかを見て、その余った時間を勉強時間に充てるようにしましょう。
しかし「平日は本当に少ししか時間が余っていない」というケースもあります。
ですが例え少しの時間でもやる価値はあります。
毎日15分でもそれを10日続ければ2時間半にもなります。
ですからコツコツと積み重ねていきましょう。
②目標を立てるといい!
目標を立てないで、ただ勉強をしているだけだと途中でだらけてしまったりすることが多いです。
ですから何らかの目標を立てると勉強しやすいです。
例えば「来週の算数のテストで100点を取る」とか「漢字の書き取りのテストで満点を目指す」など分かりやすい目標を立てると頑張りやすいです。
しかしあまりにも子どもの実力をかけ離れた目標を立ててしまうと頑張る気力がなくなってしまう可能性があります。
ですからどれくらいの実力があるかを把握して少し上くらいのところに目標を設定するといいです。
③勉強方法も工夫しよう
例えば、漢字を覚えるのは難しいです。
なかなか複雑な漢字になると覚えられません。
そんな時に効果的なのがマジックや蛍光ペンです。
これを使って漢字の書き取りをすれば鉛筆やシャーペンを使うより頭に残りやすく、覚えやすいです。
他にも算数ドリルや教科書ワークなどは、イラストに富んだ分かりやすいものがたくさん出版されているのでそれを使うと勉強が捗ります。
さらに覚えたいところは蛍光ペンを使って色分けすれば記憶に残りやすいです。
④点数が良くないテストは保管しておこう
テストの点数があまり良くなかった時にそのテスト用紙をほったらかしにしないようにしましょう。
間違えたところをしっかり復習して子どもに理解させることが大切です。
間違えたところをそのままにしてしまうと、分からないことだらけになってしまい後が大変です。
ですから後で見直せるようにしっかり保管しておきましょう。
親の協力が必要!
サッカースクールに通う場合は1日の中で使うことができる時間はそこまで多くありません。
その中で勉強と両立していくためにはとにかく時間を大切にする必要があります。
そして時間を有効活用するためには親の協力が必要不可欠になってきます。
ですから「子どもの目標はどうやって立てたらいいか」や「どうやって勉強したらいいか」などを一緒に見てあげることが大切です。
子どもにすべて勉強を任せるのではなく、二人三脚で取り組んでいくといいでしょう。