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サッカースクールのホームページで確認しておきたいポイントは?
お子さんを通わせるサッカースクールをお探しの方が、まず頼るべきはインターネット。
自宅から通えるサッカースクールを探すか
あるいは自宅の近くにあるサッカースクールの名前で検索して情報を得るか
いずれにせよまずスクールのホームページに行って、どんな所かを調べることになります。
では、スクールのホームページでチェックするべき情報はなんでしょうか。
ざっと解説してゆきます。
なにより先に通うべき場所について調べよう
★まずなにより先に調べるべきは、サッカースクールが開かれる場所の情報です。
どんなによいスクールでも通えないと意味がないので、通えるかどうかを調べておくのが最優先です。
★番地がわかったらネットの地図や交通案内などで、通うルートも調べましょう。
サッカースクールは平日の放課後に開かれるのが主なので、お子さんは帰りがどうしても遅くなりがちです。
たとえ距離的に近くても、治安の悪い繁華街などを通らなくてはいけないようなら一考しなくてはいけないかもしれません。
また、大手のスクールでは駅までのバス送迎などを行っているところもあります。
そういったサービスがあるかどうかもチェックしておきましょう。
お子さんの年齢にあったコースがあるかどうか調べよう
サッカースクールのコースは、お子さんの年齢によって細かく分かれているのが普通です。
大手のスクールでは全年齢のコースがあるのが普通ですが、なかには高学年以上限定のスクールなどもあるので、お子さんに合ったコースがあるかどうかはいちおう見ておきましょう。
スクールの系統について調べよう
場所とコースという必須情報を調べて通えるだろうとわかったら、そのサッカースクールがどんな教え方をするのかを調べてゆきましょう。
★まずは、系統について調べましょう。
だいたいスクール名とホームページの最初のほうの記述を見ればわかります。
サッカースクールは、大きく分けて5つの系統に分けられます。
①Jリーグチームの傘下にあるスクール
Jチームの名前がついていますから一目瞭然です。
②各地に教室を持つ大手スクール系
ホームページに教室名がたくさん書いてあるのはこの系統です。
③海外を発祥とする海外系
本部を海外に持つスクールや、海外のビッグクラブの傘下のスクールです。
これもホームページの目立つところにアピールがあるはずです。
④有名選手が主催したり看板になっていたりする個人系のスクール
そして最後に、地元に密着した独立型のスクール、地元系です。
Jリーグ系のスクールは地元の評判を気にしているので、バランスが取れた指導が特徴です。
礼儀などの人間教育にも力を入れています。
大手スクール系は技術指導にしっかりしたメソッドがあり技術向上という意味では信頼できます。
海外系はさらにはっきりメソッドがあり、技術特化型のスクールがほとんどです。
個人系は有名選手の個性やポジションを反映していることが多く指導もバラエティに富んでいます。
地元密着系は人間教育に力を入れる傾向が見られますが、質的には玉石混交です。
スクールのコンセプトについて調べよう
大まかに系統による特徴を述べましたが、もちろんこんなにはっきりと分類できるわけではありません。
スクールによって指導方針はまるで変わってきます。
ホームページには、そのスクールのコンセプトがすぐ目立つように書いてあるはずです。
たとえば
「サッカーを通じて人として成長してもらう」
「上を目指す子供のためサッカー技術を磨いてもらう」 などです。
同じ技術重視でも、
「一対一を重視」
「ボールタッチを重視」
「ミニゲームでの実戦的練習を重視」
など、スクールによって重点的に鍛えたいポイントは違っています。
人間的成長と技術の習得のどちらを重視するか、そしてスクールのサッカー思想に共感できるか、そういったことをホームページから読み取りましょう。
もちろん費用のことも忘れずに
かかる費用のことも、当然調べておく必要があります。
すぐ読めるところに書いてあるはずですから忘れず見ておきましょう。
とはいえ、費用というのはどのスクールでもそれほど大きな差は出ません。
多少の高低はありますが、だいたい似たようなものです。
金額を見たら、他のスクールのホームページをニつ三つ適当に探して比較してみるといいでしょう。
万が一、極端に高かったり極端に低かったりするようなら、そのスクールに関しては少し慎重な見方をしたほうがいいかもしれません。
ホームページから上手に情報を読み取ろう
ちゃんとしたスクールであれば、ここまで述べた重要な情報については一通りホームページに書いてあるはずです。
通えるかどうか
コンセプトが合うかどうか
そして費用は大丈夫か
この三つについては最低限調べましょう。
そして、最後に確認しておいてほしいことがあります。
それは「無料体験ができるかどうか」です。
ホームページがいかに有効な情報源とはいえ、それだけでは実際の姿はわかりません。
最後は無料の体験指導を受けてから通うかどうかを決定するといいでしょう。