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サッカーを始める時期は「小学生」が最多

サッカーを始める時期は「小学生」が最多

子どもがサッカーを始める時期として、最も多いのが「小学校低学年」です。
この時期には、「何かスポーツに取り組ませたい」という親御さんの思い、そして子供たち自身の「やってみたい」という気持ちから、スポーツへの興味・関心が高まりがちです。
「ボールを蹴る」という動作は、子どもたちにとって身近なもの。
その延長線上にあるサッカーは、親しみのあるスポーツの一つと言えるでしょう。
とはいえ小学生は、まだまだ心も体も未熟な時期。
正しい指導法でより良い方向へと導いてあげることが重要です。

 

心も体も大きく成長する時期だからこそ、「楽しさ」が重要

「サッカーの教え方」を知りたいときには、その裏に「子どもたちの能力を伸ばしてやりたい」と願う気持ちが隠れていることも多いはずです。
しかしこの気持ちだけにとらわれてしまうと、過度に子どもをコントロールしたりプレッシャーを与えてしまったりすることにもなりかねません。
小学生の子どもたち、特に低学年の間は、「サッカーをしていると楽しい」という気持ちが、何よりも強いモチベーションとなります。
「子どもたちのため」とつい熱くなる気持ちもわかりますが、心も体もまだ成長段階だからこそ、「温かく見守る」という覚悟が必要となります。

 

過度なトレーニングよりもスキル重視

小学生の時期にサッカーを始める子どもたちが多いですが、現実的な問題を考えると、「まだまだ体格や能力が追い付いておらず、いくらトレーニングを積んでもできないこと」が多いのも事実です。
そこから目を背け、ただひたすら体力づくりや筋力アップをさせようとすると、無理なトレーニングにつながってしまいます。
身体の故障につながったり、「辛いし疲れるから、サッカーをするのはもう嫌だ」なんて気持ちになってしまったり…。
必ずしも、子どもたちの成長につながるとはかぎらないので、注意する必要があります。
小学生の子どもたちには、フィジカル面で過度なトレーニングを積ませるよりも、適切な働きかけでスキル面での成長を促す方が得策です。
長くサッカーを続けていく選手へと成長させるため、小学生の間にぜひ教えておきたい3つのポイントを紹介します。

① 視野を広く持たせる
サッカーのゲームでは、コートの中全体を見て、「今自分がどう行動するべきなのか」を瞬時に決断する必要があります。
しかしこれは、決して簡単なことではありません。
特に小学生の場合には、自分のもとにやってきたボールをどうさばくのかで精いっぱいになってしまうのが普通だからです。
しかしこうした練習を続けていくと、意識していてもコート全体を把握するのが難しくなってしまいます。
チームメイトとの練習の中で、誰がどんな行動をしているから、自分はどうするべきかなど、多角的な視点を持てるよう指導していきましょう。

② キック力は長期的に育てる
広い視野を持てるようになっても、そこに「スキル」が伴っていなければ意味がありません。
「ゴール前にチームメイトがいるから、そこまでパスを届けたい」と思っても、キック力がなければそれを実現することは難しいでしょう。
サッカーに欠かせないのがキック力です。
すぐに身につくスキルではありませんから、決まった練習メニューを準備運動に取り入れるなどして、長期的に育てていきましょう。
また何も指導しなければ、多くの子どもは「使いやすい利き足のみ」を使ってパスを届けようとします。
このとき、特にインサイドキックは両足でできるようになるとプレーの幅が広がります。
さまざまな場面に対応して味方にパスを届けやすくなりますから、ぜひ身につけておきたいスキルの一つだと言えます。

③ 試合形式を効果的に取り入れよう
小学生であっても、サッカーで楽しいのはやはり「試合」です。
練習にも積極的に取り入れてみてください。
重要なのは、攻守ともに「ゴール」を意識させることです。
サッカーでは各ポジションが自分の役割をしっかりとこなすことも重要ですが、小学生のうちはできるだけいろいろなポジションを経験させると良いでしょう。
この経験を通じて、より広い視野が身についていきます。
最初のころは、多人数同士の試合をすると、活躍できる子とできない子の差が大きくなってしまいがちです。
また体力面での負担も大きいですから、少人数制での試合形式を取り入れるのがオススメです。
3対3や5対5など、人数を絞ることで自分の役割をしっかりと果たし、さらにチームメイトと一緒に取り組む、さまざまな戦術について学べます。

 

チームメイトとの絆を大切に楽しく指導を

小学生にサッカーを教えるときには、「いったいどうすれば効率的な教え方になるのか」を考える方も多いことでしょう。
しかしいくら効率的でも、子どもたちのモチベーションを下げてしまっては意味がありません。
まずは「サッカーって楽しい!」と思える雰囲気を用意してみてください。
その上で、仲間たちと一緒に戦う喜びや、勝つためのテクニックを身につけていくと良いでしょう。