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強いチームは知名度も抜群

強いチームは知名度も抜群

少年サッカーの世界にも、強いチームと弱いチームは存在しています。
試合などでも活躍する「強いチーム」は、知名度も抜群。
「このチームに入りたい!」と願う子どもも多くなり、必然的に選手層も厚くなります。
コーチなど、周囲からのバックアップも手厚くなり、より一層のスキルアップを目指していけるのかもしれません。
弱いチームの一員として、強いチームのこうした姿を目の当たりにすると…「うちの子をもっと強いチームに所属させた方が、サッカーが上手くなるのでは?」と感じるのももっともなことなのかもしれません。
しかし「強いチームに所属すること」には、メリットもあればデメリットもあります。
本気でチームの移籍を検討するのであれば、両者を慎重に検討する必要があるでしょう。

 

強いチームに所属するメリット

まずは強いチームに所属するメリットについて考えてみましょう。
①まずは、強いチームメイトと一緒に練習をすることで、子ども自身のモチベーションアップにつながる可能性があります。
チームメイトが真剣にサッカーに取り組む姿を見て、「よし、もっと自分も頑張ろう!」と思うようであれば、大きな成長につながることが予想されます。

②また強いチームになれば、その分試合などに参加する機会も増えるはず。
実戦をとおして身につけられる戦術やテクニックも大きな糧となるでしょう。

③また単純にスポーツとしてサッカーを楽しむのではなく、より高いレベルで選手を目指していきたいと思うときには、強いチームに所属して注目されることも重要なポイント。
こうした意味では、さまざまなメリットがあると言えるでしょう。

 

強いチームに入れば、必ず上手くなるわけではない

しかし残念ながら、強いチームに所属することにはデメリットもあります。
こちらを無視したまま移籍を決めてしまうと、後悔する可能性もありますから注意しましょう。
強くて人気のチームには、たくさんの選手が所属している可能性も高いです。
「このチームに所属したい」と希望する子どもが多ければ、自然とそうなってしまいます。
しかしサッカーの試合に出られる人数には、残念ながら限りがあります。
強いチームに所属したからといって、すぐに試合に出られるわけではありませんし、高い技術を身につけられるとも限らないのです。
これまで地元のチームでレギュラーとして活躍してきた小学生が、強いチームに移籍したとたん「補欠止まり」というのはよくあることです。
こうした苦境をバネにして努力できるタイプであれば良いのですが、小学生はまだまだ子ども。
心が成長しきっていない時期には、「レギュラーになれない」=「もうサッカーは楽しくない」という思考回路に陥ってしまう可能性もあります。

②またある程度サッカー能力がある子どもが弱いチームに所属している場合、攻撃も守備も、自分一人でこなさなければならない場面もあるでしょう。
サッカーの試合を有利に運ぶためには、広い視野が必須です。
非常に幼い時期から、ごく自然にこうした能力を身につけられるのは、ある意味で非常に貴重なことだと言えます。

 

大切なのは子どもが成長できるかどうか

①サッカーはチームで勝つスポーツですから、「どんなチームに所属するのか」が重要であることは事実です。
しかしだからといって、「強いチームに入ることができれば、必ず上手くなる」というわけではないので注意する必要があります。
チームを選べる立場にあるときには、どのチームに所属すれば子どもの成長につながるのかを検討してみてください。

②まずは子ども自身が楽しくサッカーができる環境が整っていること。
もしも子ども自身が「今のチームはレベルが低くてつまらない」と感じているのであれば、強いチームを選んで移籍した方が成長につながるでしょう。

②またコーチや監督との相性も重要なポイント。
今の指導方法があっていないと親子ともども感じている場合にも、移籍した方がプラスにつながる可能性が高いです。
反対に、親の目から見て「弱いチーム」でも、子ども自身が楽しくサッカーをできているのであれば、移籍は慎重に検討した方が良いでしょう。
子どもなりにチームメイトとの絆を感じているでしょうし、「チーム内での自分の役割」を見つけることが、単純に強いチームに所属するよりも成長につながるケースも珍しくはありません。

 

強いチームに入りたいかどうか、決断するのは子ども自身

親目線で子どものプレイを見ていると、つい「もっと強いチームに入れた方が上手くなるのでは?」と考えてしまいがちです。
しかし必ずしもそうではないということを、頭に入れておきましょう。
強いチームに所属した方が成長する子もいれば、残念ながらサッカーの楽しさを見失ってしまう子もいます。
サッカーをするのは子ども自身ですから、子どもが自分で決断することが重要です。
今のチームに不満があるときには、まずチームとは別のサッカースクールに所属して、様子を見てみるのも良いでしょう。
小学生であっても、サッカーのコートに立てば立派な一人の選手です。
子ども自身の選択を応援するのがおすすめです。